news
お知らせ
6/30(火)19:00~21:30、コワーキング&シェアアトリエ reboot 主催の連続講座第5弾を開催しました。今回もオンラインと会場の同時開催で、計11名の方がご参加くださいました!
今回のテーマは、フリーランスやクリエイターの方々が避けては通れない「契約書」や「著作権」。委託する際もされる際も、トラブルにならないための知識を獲得する目的で開かれました。
講師としてお招きしたのは、ご自身も編集者出身で現在は弁護士をされている高崎 俊さん。主としてアーティストやクリエイターの側から、著作権その他の権利保護を専門とされていて、アート・カルチャー系に強い弁護士・会計士のプロボノ団体「Arts&Law」のメンバーとしても活動されています。
コロナ感染症対策のため、今回も会場は間口が広く十分に換気のできる SOOO dramatic!(rebootの下階)で実施です。講師卓の前にはアクリル板を立て、座席間隔や消毒液、マスク着用などの対策にご協力いただきました。
まずは軽い自己紹介タイム。会場の方もオンラインの方も、講座に参加した動機をお話いただき、顔ぶれがわかったところで講座開始です。
講義をされる高崎さん。まずは「契約って何?」というキホンのキから、特にコンテンツ制作に関する契約を結ぶ上で押さえておきたい用語や基本的なフォーマットについて一通り勉強します。今年4月に施行された民法改正についての最新の話題にもなりました。実に120年ぶりの改正なんですね!
後半は、模擬契約書を使った「見落とし」チェックの練習。みなさん真剣に紙とにらめっこ。どこでも穴があるように見えるし、ないようにも見えましたが…!?
答え合わせで、素人目ではなかなか気付けない些細な部分にも落とし穴があることがわかりました。最後にどこを重点的に見るべきかポイントを解説していただき講座は終了。質疑応答も含めあっという間の2時間半でした。
rebootでは今後もクリエイターやアーティスト、起業家の方に役立つ講座を開催していきます。ウェブサイトやSNSで最新情報をチェックしてみてください!
講師:高崎俊先生
弁護士。大学卒業後出版社にてマンガ・グラビア誌の雑誌編集業務に従事。その後大学院を経て現職へ。主としてアーティストの側から、著作権その他の権利保護を専門の一つとする。弁護士・会計士を中心として文化活動領域の権利保護をミッションとするプロボノ団体「Arts&Law」メンバー。